範囲を広げていく。

サボテンを枯らしたことがある人はいるでしょうか。
僕はサボテンを枯らしたことがあります。
我ながらひどいなあ、と思います。

その時はとにかく外に出て新しい場所に出て、新しい人びとと出会っている時期でした。新しく出会った人と楽しく遊んでいる間に、自分の部屋は荒れ、ゴミはたまり、そしてサボテンくんは死んでしまいました。かわいそうなサボテンくん。

つい新しい場所や人に出会うと、そちらの方を優先してしまい、気づくと自分の生活の周りの環境や交友関係が荒れ果てていることがあります。
でも本当は逆で、自分の生活する周りの場所、部屋、すでに出会っている人を大切にすべきなんだろうと思います。
まず自分のすぐ近く、例えば家族を大切にする、それができたら範囲を広くして今いる友人を大切にする、それができてから新しい人びとに出会うべきなんでしょうね。

言うのは簡単、でも実際にやるのは大変です。自分自身を振り返っても実家に電話なんてそうそうしてません。
これではいかん、というわけでまず自分の周りを綺麗にしようと思い立ち、数週間前部屋の掃除を始めました。衣類の整理、本の整理。スタジオの玄関周り、トイレの掃除。
ちょっとずつちょっとずつ範囲が広がっていますが、未だスタジオの冷蔵庫周りが掃除できません。なんだか数ヶ月前からずっと掃除したいと思っている気がしますが、なかなかそこまで到達できない。
自分のケアできる範囲はまだこんなに狭いんだ、と驚きと落胆を持って気付かされました。
まさか自分の仕事場の冷蔵庫すら片付けられないとは。

まあ仕方がないのでそれを受け入れて、ちょっとずつ掃除出来る範囲を伸ばしていきますが、その冷蔵庫の先には、スタジオ周りの清掃や楽器や機材の清掃、機材車の修理などが待ち受けています。
そのことを考えると日本にいながら遠いニューヨークのことを思うような気持ちです。ああ、行きたいな。ニューヨーク。行けるのかな、ニューヨーク。でもその前にハワイに行きたいな。でもハワイの前に沖縄かな。いやその前に…。そんなことを考えていくといますぐ行かなければならない場所はレッスン用のノートを買うために近所のスーパーマーケットだな。

ところで街を綺麗にしてくれている清掃業車の人たちって自分自信の部屋は綺麗なのかな。綺麗だったらあの人たちはスーパーマンだな。

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