2016/03/16

人の目と聞く耳

人の目から見える世界は面白いです。
基本的には自分の目から見える世界というのは、一つの側面でしかありません。
どんなに一人で頑張って多角的に見ようとしても、それは氷山の一角でしかなく、全く違う文化圏の人からみれば逆の価値観を持ってしまうかもしれません。
僕にとって美味しい納豆も、あの人にとっては忌み嫌う匂いかもしれない。
あなたが嫌うあの人も、誰かにとっては愛すべき人間かもしれない。
ディズニーランドが嫌いでしょうがない女性だって(まだあったことないけど多分)いますよね。

新刊発売のたびに話題になるベストセラー作家の村上春樹は、書いた小説は最初に妻に見せるそうです。そこで妻が感じた直した方がいいところを聞いて(言われた通りに直すわけではないけれども)指摘された場所は必ず書きなおすそうです。

そこで大切なことはおそらく、聞く耳を持つ、ということなんでしょう。
自分の自尊心やちょっと天狗になっている部分を抑えて、しっかり耳を傾けることが大切なんだと思います。

昔からお世話になっている70歳近い年配の方とご飯を食べる機会があり、その人の視点から僕ら音楽家周りの生活はどういう風に見えているのか伺いました。話を聞いていると、そんな風に見えているんだ、と新鮮な驚きを感じることが多かったですね。
そんな話の中で、昔の僕の話をしてくれたのですが、「麻生くんは自分でなんでもできると思ってたでしょう。」と指摘され、顔から火を吹くぐらい恥ずかしくなりました。

自分が聞く耳を持っていなかった時の話をされるときは、耳を閉じたくなるなあ。いかんいかん。

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