YouTube演奏動画

アコースフィアカフェ!

アコカフェの夏季休業が終わり、久し振りに林本シェフのパスタが食べられました!美味い!

2015/8/29(土)ウクレレクリニック終了!

外園さんとのウクレレクリニック無事終了しました!今回はカーペンターズのClose to youをボサノヴァアレンジにして、クリニックを行いました!外園先生との息も回をこなすごとにだんだん良くなってきており、手応えを感じたクリニックになりました!
今回はカーペンターズのClose to youをボサノヴァアレンジにして、クリニックを行いました!外園先生との息も回をこなすごとにだんだん良くなってきており、手応えを感じたクリニックになりました! 今回はわざわざ富山から来ていただいた生徒さんもいて、YouTubeやインターネットのおかげで様々な所で僕たちの音楽が聴かれているんだなあ、と感じ、感慨深かったですね。

今回のクリニックではボサノヴァのシンコペーションのパターンを教えたのですが、レッスン中に面白い現象が起こりました。 クリニックではレベルの違った複数の生徒さん達を相手にするため、どうしても演奏歴の長い方が上手くなるのが早いのですが、このシンコペーションのパターンは逆に初めて楽器を触った事のある人の方が上手く出来、中級者は苦戦するという現象が起きました。理由もいろいろあるのですが、音楽に対する考え方がジャンルにより違うので、先入観を持っていない初心者の方が上手く演奏する事ができたようです!

自分自身講師として教えながら、いろんな事を学ぶ事が出来て、楽しいですね!次回も外園先生とタッグを組んでクリニックをしたいですね!

完全手作り!

お陰様で初回製作分のCDが売れて、新しいCD増産を開始します!

これまでのCD製作では業者を頼んで一括でCDを作ってもらっていたのですが、今回は完全手作りで作っています。
中に入っている音楽は勿論のこと、紙パッケージも自分たちで擦って、組み立てていますし、CDの盤の印刷も自分たちで行っています。

誰に届くのか、どんな場所で聴いてくれるのかを想像しながらパッケージを折りたたんだり、キャメルに封入していると、楽しくなってきますね!

色んな人が聴いてくれると良いなあ。

CD販売開始!

Acoustic Sound OrganizationのCDがついに完成しました!

6年前にボストンに行く直前にレコーディングしたDon't Know Whyから、留学後のThe Girl From Ipanema、そして最新の録音のNewにいたるまで、かなり長い歳月がかかりましたが、こうやってこれまでの音楽の軌跡が一枚のCDになると感慨深いものがありますね!

CDを流しながら、ぼんやり聞いていると、ひとつひとつの曲の録音の時に使っていたギター、ウクレレ等の楽器や機材、そのころ考えていた事などをついつい思い出してしまいます。

ファーストアルバムの"New"は7曲入りで2100円になります!発売は随時アコースフィアカフェや通販を開始して行きますが、現在購入できる方法はライブやレッスンのみとなっています。ご購入される方は是非お声をおかけください!

演奏開始!

本日は場所や雰囲気のせいか、スローな曲が多めで心地よいです!スローテンポの曲は演奏するのが難しいんですよね。凄いなあ。

到着!

キャボット・コーヴに到着!早速準備です!

一休憩!

タリーズで一休憩。車幅の慣れない車の運転は意外に疲れますねー。

カメラマン井上

先日のアコースフィアライブのカメラマン、井上くん。絵になる男が絵を撮ります。

Club333ライブのラジオ放送します!

先日の東京タワーclub333での演奏が、ラジオにて8月19日、22日と放送されます!パソコンやiPhoneでも聞けるようですので、是非お聞きください!詳しくは下記よりチェックしてみてください!

千葉県木更津市にあるコミュニティエフエム、かずさエフエム(83.4MHz)では、
Club333で行われたライブ演奏を、「"Cross The Tokyo Bay"Club333」で毎週水曜日(再放送は土曜日)に放送しています。
東京タワーから見える夜景を思い浮かべながら、上質なライブ演奏を聴いて、心地よい夜を過ごしてみませんか。
「"Cross The Tokyo Bay" Club333」
かずさエフエム(83.4MHz)で、毎週水曜日19時(再放送は、毎週土曜日20時)から放送中。
※番組は、サイマルラジオで、パソコンやiPhone、iPod touchでも聴くことができます。

http://www.tokyotower.co.jp/sphone/club333/index_02.html

出発!

きょうはアコースフィアさんのライブで軽井沢へ!北海道からアコースフィア清水さんがいらしています!

ジャケットの両面の写真選び終了!

ジャケットの両面の写真選び終了!
涼しげなジャケットになりました!

次は曲名やタイトルのフォントを打ち込んで行きます!フォントの種類、文字の大きさや幅等、結構気を使う作業ですねー。どんどん作業が進んで行くので、見ていて楽しいですね。

ジャケット撮影!

レコードのマスタリングも完成し、いよいよジャケット撮影です!
Acousphere奥沢さん監修のもと、素敵な撮影をしていただいています。

今回はプロジェクターを使っての撮影という事もあって、完成図が読めませんでしたが、撮れた写真を見てみると良い感じ! 完成が楽しみ!

ボサノヴァデュオ

ただいま僕の生徒さんとAcousphere奥沢さんの生徒さんをマッシュアップして、次回のミュージックパーティのためにボサノヴァデュオの練習をしています。
これまではそれぞれ一人ずつレッスンを行ってきたのですが、昨日は初めての顔合わせでの合同レッスンでした。
まだ曲の構成は決めていなかったのですが、何度も曲を合わせて行く中で形が決まってきて、最後には息ぴったりの演奏ができるようになり、初めてのグループレッスンとは思えない仕上がりになりました。

そういえばバークリーにもアンサンブルの授業はあるし、違った生徒さん同士を繋げていくのも面白そうなのでアンサンブルコースの開始を視野にいれようかなあ。

コーヒータイム!

今日はレコーディングレッスンからのスタート!色々な生徒さんたちと違うプロジェクトを進めているので楽しいですね。さあ、やるぞー!

初見再考!

初見演奏は音楽家にとって必要なスキルのひとつということで、音楽学校で教える際のコアミュージックのひとつになっています。譜面を立てて、初めて見た曲をさっと演奏できるのは確かに格好良い風に見えます。
しかし僕は自分が曲を覚える際は譜面を使いません。やる曲を聴いて、同じように弾けるようにレコードから耳コピしてしまいます。レッスンでもあまり譜面を使いません。なぜそちらを勧めているかというと、譜面があると人は曲を覚えないですし、また譜面に書かれていないニュアンスやダイナミクスも音楽の重要な要素だからです。
初めて見た曲を初めて演奏して、そのまま忘れてしまうとあまり音楽的に発展が望めないので、ゆっくり丁寧に一曲ずつを覚えて行く方法をとっています。やっぱり楽器さえあれば、その場でなんだって弾けるのが理想ですよね。

しかし最近は音楽のアナライズをすることが多く、譜面を使うことも多くなってきたため、久しぶりに初見練習をしています。僕はギタリストなのでコードの初見は慣れてはいますが、五線譜に書かれたメロディラインを読むのは苦手です。五線譜はピアニストなどのために演奏しやすく考えられているデザインで、ギタリストにはTab譜などの特別な記譜法があります。しかし他の楽器とアンサンブルする場合は五線譜の譜面を使うことになるので、やはり五線譜は読めた方が良いと思います。

ギターはピアノと違ってどこに何の音があるのか分かりづらい楽器です。しかしポジションと指使いで覚えてしまえば、あとは相対音感で演奏することのできる視覚化しやすい楽器でもあります。
僕は7つのチャーチモードを基本として指板上を見ていますが、その他にもたくさん指板の見方はあります。初見練習の本を見ていると全く違ったポジションで覚えられるので、新しい観点を手に入れられて楽しいですね。

僕も昔初見練習をしていたのですが、そのせいで音楽的に弾くことができず、譜面を使うのを辞め、完コピする方法に切り替えました。そしてそれが出来るようになり、ようやく音楽的になってきた今、また初見にトライしています。なんだか同じところをぐるぐる回っているようですが、だんだん出来ることも増えてきています。
順番はどうあれ、常に自分の演奏が良くなるように試行錯誤することが大事ですね。

いろいろなスタイル

先日ウクレレ、ギタリスト仲間と音楽談義に花を咲かせました。議題はギターやウクレレの指板上をどういう風に捉えているか、という事ですが、音楽のスタイルで指板の見え方は大きく変わっていきます。
僕は7つのチャーチモードとコードトーンが基礎になっていますが、ブルースを基礎にしたギタリストはペンタトニックスケールを可視化して弾いていたりします。どの方法でもそうですが、特にコードトーンを基礎にするとどこにコードがあるのか分からないと弾けないので、しっかり伴奏をすることが大事になってきます。
ソロを格好良く弾きたい人はまず伴奏の練習をした方が良い、というすごく逆説的ですが、かっこ良いソロはリズムが良く、コードにもしっかり沿っていると思いますので、伴奏することが一番効果的ですね。

またギタリストでセッションしていると自分の苦手分野が分かってきて楽しいですね。confirmationのようなコードがめまぐるしく変わる曲は良いのですが、ブルースライクな演奏、ワンコードヴァンプの伴奏などの引き出しのなさなどに気付かされたので良いセッションになりました!

深大寺蕎麦!

先日、アコカフェのオーナーのおばさんに連れられて、深大寺蕎麦を食べに行きました!
深大寺は初めてでしたが、蕎麦も美味しく、はけの道というたくさんの緑と湧き水を眺めることの出来る美しい道を歩いたりすることも出来る素敵な場所でした。
ちょっと一息、癒されるお昼でしたね。さて仕事頑張ろう!

ナチュラル•マイナーのダイアトニックコードとその機能

先日レッスンにて井上陽水の『傘がない』でアドリブをしたいという生徒さんがいて、ナチュラル•マイナーのダイアトニックコードの機能を説明しました。しかし説明しながら自分自身マイナーキーのアドリブの際、平行長調のメジャーキーで捉えていたことに気付いてしまいました。マイナーキーだけでアナライズできるようにならないとなあ、ということで復習したいと思います。

まずはマイナースケールですが、メジャースケールの6番目の音から音階を並べるとナチュラルマイナースケールができます。スケールはRoot,2,♭3,4,5,♭6,♭7の順に並んでいます。
それらを3度重ねてコードを作ると、
lm7,llm7(♭5),♭lllMaj7,lVm7,Vm7,♭VIMaj7,♭Vll7のダイアトニックコードができます。
メジャーダイアトニックとコードは同じですが、センターとなる音が変わったため、コードの機能も変化してきます。

コードの機能一覧はこちらです。

Tonic Im7
Sub Tonic ♭lllMaj7

lm7はルートから作られるコードで一番安定しておりトニックになります。♭lllMaj7の構成音はIm7(9)のルート抜きと同じになる(構成オ音がほぼ同じ)ので、トニック代理とみなします。

Sub Dominant IVm7
SD sub llm7(♭5),♭VlMaj7,♭Vll7

コード上にスケールの6番目の音(トニックやドミナントの機能を壊してしまう音)が入っているコードはサブドミナントとみなします。

Dominant (Vm7)
スケール上5つ目のコードは通常ドミナントとみなされますが、ナチュラルマイナースケール上に出来るVm7はトライトーンを持っておらず、Im7に動きたくなる強さやIm7に動いた時の解決感がありません。そこで無理やりVm7をV7にすることで、解決感を作り出したスケールが2つ目のマイナースケール『ハーモニックマイナースケール』です。

またサブドミナント代理の♭VlMaj7は、Im7の構成音に近いのでトニック代理とも考えられます。

これらの知識を持って、マイナーキーの曲をアナライズしたり演奏したりするとマイナーの世界観に慣れてくると思います。またマイナーにはナチュラルマイナーの他に前述したハーモニックマイナー、メロディックマイナーなどの他の世界もあるので、色々と掘り下げて行くのも楽しいですね。

ギターヒーローを作ろう!

昨晩アコカフェの皆で集まって、音楽についての四方山話をしていたのですが、ギターヒーローはいついなくなってしまったのか、というトピックになりました。ここ数十年というもの、ギターヒーローが誕生していない気がします。
古くはエリック•クラプトン、ジェフ•ベック、ジミー•ペイジの3大ギタリストから、アメリカでは殿堂入りNo1ギタリストのジミ•ヘンドリックス、ニューエイジ界ではマイケル•ヘッジス、最近ではジョン•メイヤー、デレク•トラックス、ジョン•フルシアンテなどですが、若い世代のジョン•メイヤーですら20年以上活動しています。

日本で考えると、幅広い世代に認知されていて、ギターの技術が長けており、デビュー時にセンセーションを巻き起こした人物だと、押尾コータローが浮かびます。しかし押尾コータローもデビューから20年以上経っています。
僕個人の経験としてはラウル•ミドンで、パーカッシブな奏法やハーモニクスを知らなかった時にPVを見て、衝撃を受けました。しかしラウルも2005年がデビューでState of Mindの発表から10年経ってるんですね。

勿論知らないだけで、日本にも世界にも沢山のギターヒーローになっている人はいるのかもしれません。またはその素質を持ちながらアンダーグラウンドで活動しており、次の世代のヒーローになるべき人材がどこかに眠っているのかもしれません。
しかし現在僕はその情報を持っておらず、聴きたい、CDを買いたいギターヒーローが存在しないので、いっそ作ってしまおう、と思いました。

僕の聴きたいギターヒーローですが、ギタリストの一番王道の系譜はクラプトン、そしてそれ以前のロバート•ジョンソンやBBキング、アルバート•キングなどのブルースを継いだアーティストで、現在ですとジョン•メイヤーが近いですが、さらにそこからブルース色を薄くしたアーティストが聴きたいですね。あまりシャウトしないポップス色の強いブルース•ギタリスト。あんまり日本にいない気がします。

次に聴きたいのはニューエイジ系でマイケル•ヘッジス奏法を駆使しながら歌うギタリストですね。オープン•チューニングを駆使してギター1本で弾き語れるアーティストです。ジャスティン•キングやペッテリ•サリオラに近いですね。そこにR&B的歌唱法をプラスして、テクニカルになりがちなニューエイジ奏法にソウルを注入したアーティストが聴きたいです。

それからタック•アンドレス奏法を使った、ジャズ色の強いギタリストで弾き語りをするアーティストは見たことがないので、これも聴いてみたいですね。まああの奏法しながら歌うのはきつそうですが、前例がないという点では一番面白いかもしれません。そういえばジャズ系で歌うギタリストはジョージ•ベンソン以外あまり思い浮かばないですね。

こういったアーティスト像を自分自身に実験して試したり、生徒さんに教えてみて、あまり類を見ないプレイヤーを作ってみたいですね!

Tuck Andress / Europe

Tuck AndressさんのEuropeを勉強しています。スタートしてからもう結構長いこと経ちますが、ようやく4/3ほど終わったところです。もともとはサンタナの楽曲ですが、それをTuckさんがソロギターにアレンジした楽曲で、相当難しいテクニックや見たことのないテクニックがこれほどかと詰め込まれている難曲です。

Tuckさんは夫婦デュオのTuck&Pattiのギタリストとして活躍されているミュージシャンです。日本では徳永英明や小沼ようすけ、ジェイク•シマブクロなどもその影響を語っています。
先日、生徒さんからの質問でギターがテクニカルで歌の上手い弾き語りの人は誰だろうと考えていたのですが、盲目のギタリストRaul middonが浮かんできました。早速YouTubeでインタビューを見ていたのですが、影響を受けたギタリストにTuck Andressを上げていました。まさにミュージシャンズミュージシャンですね。

そんな人の楽曲を全く同じに弾こうとトライすると、その中に他のミュージシャンの影響を色濃く感じる瞬間があります。例えばWes Montgomeryだったり、Jimi Hendrixを、Tuckさんのプレイに感じることがあります。TuckさんのプレイにはWesやJimiのプレイに一瞬だけ出てきたアイデアを拡大解釈して、体系化して使っているようなイメージがあります。
一人のプレイの中に、1曲の演奏の中にギターの歴史やそのプレイヤーの全てが入っている事を感じられますね。沢山の楽曲をコピーするのもいいですが、1曲を完全にコピーして、それを自分なりに消化して、体系化することの方が大事な気がします。

レコーディング

以前から録りためていたレコーディング作品をコンパイルしてフィジカルのCDにする作業をしています!

レーベルメイトのSonascribeとアコースフィアカフェに篭って、一日中全ての音源を並べてそれぞれの音量合わせ、また必要があればイコライジングしていました。真夜中に完成したので、最終チェックのため音源を書き出して、車のオーディオで出来たてのCDを流しながら深夜のドライブ。アコースフィアレコードでは毎度お決まりの儀式です。実際の生活環境でかけてどういう風に聴こえるかをチェックして行きます。
荻窪から三鷹方面への深夜のドライブは、車も空いており流すことができ、気持ちの良いものです。街灯も都心から離れると少なくなって景色が落ち着いてきます。東京生活も10年以上になりますが、ちょっと離れれば東京だって田舎だって事に最近気付かされました。

自分が5,6年以上前の録った作品から、つい先日完成した音源7曲をドライブしながら聴いていると、その時に使っていたギター、ウクレレなどの楽器を思い出して、それぞれの楽器にそれぞれの記憶がくっついていて、その音色を聴きながらいろいろ思い出してしまいますね。
ギターだとGodinやmodern master、オペラにソルアネモ、ウクレレはコオラウにラトリフなど、それにパーカッション類などいれれば相当な数の楽器と関わってきたなあ。
それぞれの楽器のおかげで自分も成長できたので、あの時あの楽器を使っていて良かったなあ、と思えます。

結局ドライブ中に2つほど改善点が見つかったので直さなければなりませんが、もうすぐ完成ですね。あとはジャケットのデザインを考えるのですが、それも楽しみ!

‪愛のかたち / 小林未季‬さんのPVに出演しました!


‪愛のかたち / 小林未季‬さんのPVに出演しました!
以前ギタリスト役で‪小林未季‬さんのPV撮影に参加したのですが、そのPVが完成したので是非ご覧ください!
他の出演者の方は舞台俳優さんなどで演技をされていますが、僕の出演部分は普通の生活を撮ったただの素の映像になっています。近所のバス停と自分のスタジオでギターを弾いているだけの日常のヒトコマなのですが、特に使う訳でもなかったスタジオのアイドル犬モナちゃんと遊んでいる姿が映像に残されています。モナちゃんは先々月に病気で亡くなってしまい、スタジオの皆ふさぎ込んでしまっていたのですが、モナちゃんが元気ではしゃぎまわっている映像が出てきて、驚いたと同時に嬉しかったですね。ああ、モナちゃんもここの生活は楽しかったんだろうなあ、と思えて少し救われました。

モナちゃんの写真は沢山あれど、自分といっしょに映像に残っているものは持っていなかったので、こういったPVという形にしていただいて本当にありがたいですね。

Layla

ロックギターに取り組んでいる生徒さんにクラプトンのLaylaを教えています。
Laylaはクラプトンがデレク•アンド•ドミノス在籍時代の音源です。キャッチーでロッキンなリフで有名な曲で、誰しも一度は耳にしたことのある曲ではないでしょうか。
この曲はロックなAメロ、Bメロの繰り返しで、クラプトンとデュアン•オールマンのギターが延々格好の良いソロやオブリを入れているのですが、後半に来ると一転、ピアノのインストパートが入ってきます。
初めてLaylaを聴いたのは中学生くらいの頃で、ロックなどのディストーションがきいた音楽が好んで聴いており、その時はピアノパートの必要性を全く感じませんでした。でもそこから10年以上経って、不思議なもので今はこのパートを好んで聴くようになりました。

僕の知り合いにもLaylaのピアノパート好きがいて、その人はもともとプログレなど好きで、ロックバンドにはピアノが入っているものだという前提のもと音楽を聴いており、その延長線上でこのピアノパートが好きだったそうです。
僕がロックを聴いていた90年台前半から2000年初頭まではグランジや60年代リバイバルがもてはやされる雰囲気で、ロックバンドにはギター、ベース、ドラム、そしてボーカルのみ、ピアノやストリングスが入っているバンドは軟弱だ、なんて思っていた節があります。
そんなところにも時代性が感じられて面白いですね。

ちなみにその人はあまりにLaylaのピアノパートを愛していたため、タイマー付きのレコードプレイヤーを使って、Laylaのピアノパート部分に針を落として、毎朝その音楽とともに目覚める生活を送っていた時期があるそうです。
寝る前に眠い目をこすりながら、丁寧にそのピアノパートの部分を探してレコードプレイヤーの針を落としている几帳面な姿を想像すると、なんだか微笑ましいですね。たぶんその箇所だけLPレコードの溝が深くなってたんだろうなあ。

レッスンでレコーディング!

ギター弾き語りの生徒さんで現在レコーディングレッスンを行っている人がいます。バッキングトラックのギターとパーカッションの録音も完了し、歌のプリプロも終わって、いよいよ歌入れの本番が始まりました。
ここまでもかなりの時間をかけて作ってきたので、レッスンの時間いっぱい納得がいくまで録音を重ねて行くんですが、そんな中時々ビックリするようなテイクが録れるときがあります。
元々持っているの力以上の、もう一度やってといっても二度と出来ないようなテイクに出会える時は格別の喜びがありますね。そんなテイクだけで音源を作るために1つのセンテンスに何十、何百と重ねて録るのですが、出会えない時はなかなか出会えないものです。
またゆっくり録っているので、曲が進んで行くと歌の地のスキルが上がってしまい、曲の最初の方より歌が上手くなってしまうことが多々あります。そんな時は最初の気になる部分だけ撮り直したりしますが、作業は遅々としか進まないですね。根気のいる作業ですが、よく付いてきてくれてるなあ、と思いますね!良いものが作れるように頑張ろう!

新しいこと!

暑い夏が続きますが、今年ももう後半戦ですので、この半年で何をしようか、考えています。まず当面の目標はウクレレのミニアルバムリリースと、それに伴うレコ発ライブですね。そのためには今録り貯めている音源のマスタリングと、新たな音源の製作です。
どれも完成間近ですし、アレンジも出来上がっているので、これは遂行出来そうです!

それからウクレレのメソッドの文章化です。ギターやピアノ奏者向けに書かれた理論書は数あれど、ウクレレはないのでこちらも作って行きたいです。レッスンなどで一番わかりやすい方法を試しながら、空いた時間にコツコツ書いていますが、これはすぐ出来上がるものでもなく、ここから先数年のライフワークになりそうです。
スケール、コードトーン、コードの構築の方法などの理論的なものから、それらをどうウクレレの指板上で表現するかを体系化していきたいですね。

次はギターですが、まずは歌もののコンテンツを作っていきたいです。ギターレッスンの生徒さんで弾き語りを教えている人はたくさんいますが、僕自身が歌を歌わないこともあり、ギターのテクニックは教えられますが、歌との折り合いの付け方はなかなか教え辛いこともありました。
そこで2年半ほど歌と声でピッチを当てる方法などに取り組んできて、ようやくボーカリストや弾き語りの人が演奏中どう考えているかが体感的に理解できるようになってきました。
そのスキルを歌伴のデュオものや自分自身で歌って実践して見たいですね。
それに伴って、これまでやってこなかったジャンル、ファンクやレゲエ、クラシックなどもやってみたいです。

後はギターでジャズの演奏です。これはずっと個人的に取り組んできているテーマですが、まずはビバップに焦点を当てて、練習していきたいですね。チャーリー•パーカーの今昔の文献に当たり、練習方法もおぼろげながら見えてきたので、それに取り組みながら自分自身を実験台にしてジャズ語法を獲得して行きたいです。
それに伴って、音楽の基礎スキル、ハーモニー、イヤートレーニング、アレンジングや初見などのスキルを今一度洗い直したいですね。
リズムにもしっかり取り組むためにずっと懸案だったドラムトレーニングも始めないとなあ。

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