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ジャズの4つ刻みバッキングにつかうコード

ギターはもともとジャズの世界でもバッキング専門に使われる楽器でした。代表的なギタリストはカウント・ベイシー楽団でのFreddie Greenです。Freddie Greenはアンプを使わずに生音でカウント・ベイシー楽団のリズムを支えていた偉大なギタリストです。

今回はジャズギターの伝統的なバッキング方法である、4つ切りにつかえるコードを紹介します。





まずはMajor7系の6、5弦ルートのコードです。今回、4つ刻みのRythm Backing Chordsを作る際のルールとして、Rootと3弦4弦のみでコードを作るようにしています。理由は1拍毎にコードを動かしたいので押さえる指を少なくしたい、と言う事と、ベース音の下で動くコード感をつくりたいからです。

コード譜の左側の4つのコード表が6弦ルートになっています。6弦をRoot、3、5、7と度数で平行移動させています。4つ刻みバッキングの際は6弦、もしくは5弦の音をベース音と捉え動かしていきます。

右側の4つのコード表が5弦ルートです。5弦をコードトーンのRoot、3、5、7と平行移動させています。

次はMinor7系のコードです。同じくコードトーン順に平行移動させてください。

こちらはDominant7のコードです。

こちらはDiminished7のコードです。コードトーンの間隔が常に短3度で等間隔なので、同じ形を短3度平行移動させるだけで使えます。

次回はこれらのコードを使ってどうやって4つ刻みのケーデンスを作るかを説明したいと思います。
4つ刻みの参考にJim HallとBill Evansのデュオでの名演、My Funny Valentineを下記でご覧ください。3:10からのJim Hallの刻みのバッキングが圧巻です!




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