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Sheryl Crow - "Always on Your Side"


ギターレッスンのためにコピー中。シェリル・クロウのオールウェイズ・オン・ユア・サイド、Stingとのボーカルデュエットのヴァージョンです。シンプルなピアノのバッキングにストリングスのはいったポップソングです。

ぱっと聴いた感じシンプルなので簡単にアナライズ出来るだろうと思いコピーしてたのですが、オンコードが多用されていたり、#IV-7♭5のような機能に似たコードIIMaj/#IVなども出てきて、そのままキーがIVMajに一時的に転調したりする色々凝った仕掛けが入っています。

その仕掛けの多さの割に音楽の進行はナチュラルに進んでいくので、さぞや名のある作曲家が作ったのだろうと調べてみるとSheryl Crowさんは自作自演歌手、いわゆるシンガーソングライターなのですね。

歌手として大成する前はエリック・クラプトン、セリーヌ・デュオンにも曲を提供したそうです。またマイケル・ジャクソンやドンヘンリー、スティング、スティーヴィー・ワンダーのバックヴォーカルも努めた実力あるヴォーカリストです。

そんなシェリルさんは職業音楽家になる前は大学卒業後、数年間小学校の音楽教師を勤めていたそうです。その後ボーカルになるためにL.Aへ移住。それから4年間前述したさまざまなセッションヴォーカリストをこなし、ついにA&Mと契約。しかしアルバムデビューまではそこからさらに3年間の歳月が必要になったそうです。かなりの苦労人ですね。

お世辞にもおおよそ華というものの見当たらない雰囲気のヴォーカリストですが、その修業期間的なものが長かった分、土台のしっかりした長い年月に耐えられる曲を書く事が出来、息の長い活動を続けられているのでしょうね。こういう音楽家気質のアーティストは憧れます。

参考Link http://rock.princess.cc/rock-5/SherylCrow.html

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