今回のYouTube RecommendはギタリストPeter Spragueの動画です。Peter Spragueを初めて知ったのは、ボーカルKevin Letauとの名盤Brazil Jazzでのプレイですが、Peter Spragueはアメリカのオハイオ生まれだけあって、ボサノヴァの楽曲でもブラジル色の濃いグルーヴの取り方ではなく、もっと軽やかなグルーヴ感とポップセンスを持っています。
Peterの音楽を聞くと僕はサーフィンや海を想起しますが、それもブラジルの海というよりはカリフォルニアの明るい雰囲気といった感じで、PeterのオフィシャルHPを見ると、実際にカリフォルニアに住んで、サーフィンも現在もしているみたいですね。やはり音楽にはその人の気質や生活が出てきますね。
こちらの動画は名盤Brazil JazzでKevin Letauがボーカルをとっている楽曲をソロギターにアレンジしたものです。Pat Methenyにレッスンを受けたり、Chick Corea達とライブを行っており、ジャズを経由したギタープレイですが、そこにコンテンポラリーな要素とポップセンス、そして何よりサーフのグルーヴがあいまって聴き易く心地よいサウンドになっています。
サーフジャズというジャンルがあるのかどうかは知らないですが、そのワードを聴いて真っ先に浮かぶのがギタリストPeter Spragueですね。こういうギタリストを聴くとグルーヴというのは楽器で練習するものでは無く、ライフスタイルから出てくるものなんだなあ、と思います。
Brazil Jazzもオススメですので、是非チェックしてみてください!
[Information]
AcoSoundOrgによるギターレッスンを東京荻窪で開講中!
ウクレレレッスンもやっています!