丁寧にやろう

リゾートミュージックの企画ためのレコーディングのため、プリプロダクション作りの1日でした。
ドラムトラックとベースを入れて、伴奏、メインメロディ、オブリを入れていく。
ある程度ノウハウもできてきたし、キーもテンポも決まっていたので、1曲まるまるフルサイズの形にするのにそんなに時間がかかりません。

完成して頭から聞いてみると確かに「良い」です。
確かに音楽として成り立っているし、こういった音源もよく街で耳にします。
でも「すごく良い」ではない。

なんだか核となるものが見えてこない。
音楽的芯や土台のようなものがグラグラしている感じ。
この心もとない土台の上に積み重ねていいものかどうか。
こういう時はすごく悩んでしまいますが、悩んでも仕方がないので、音楽仲間に相談。

彼は、このまま各トラックの質をゆっくり丁寧に上げていけば大丈夫じゃないの?と言ってくれました。
僕は半信半疑ながらも、まあやってみるか、と思い、仮に録音したベーストラックをリズムとフレーズともに直していきます。
その後は気になってきた曲の構成の入れ替えと、メロディのリズム直し。
ついでにストリングスのバイオリンパートを打ち込み。
最終的には再レコーディングする予定のパートを一つ一つ本番と同じ精度で演奏していきます。

そうすると楽器の編成もアイデアもほぼ変わってはいないのに、 芯のようなものがうっすら出てきました。
これならいけそうかも。

何か仕事をしている時には不安が必ず付きまといます。
本当にこれでいいのかなあ?無駄なことを積み重ねているんじゃないだろうか?
でも、しっかり丁寧にやることでその不安は少しづつ取り払われているような気がしますね。
音楽作りに芯や土台なんてものはもともとそこにはなく、 ただ丁寧の積み重ねの中に生まれてくるものなのかなあ。

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