Tuck & Patti来日!

1月14日からついにTuck & Pattiさんの日本公演が始まります!
今回もコットンクラブを皮切りに19日までブルーノート東京の最終日までの5日間10公演のツアーにローディーとしてついて回ることができます。
前回の来日の際、Tuckさんに直接質問できる機会に恵まれ、その時のお話でいただいたアイデアを研究したり試すことを去年1年の課題にしていました。今回の来日でお会いできる直前にこの1年のギター練習について振り返ってみたいと思います。

まず前回から大きな違いとしてはTuckさんのソロギターEuropeをコピーしたことです。EuropeはTuck Andress的アイデアが沢山入った超大作のアレンジメントで、かなりの難曲であり、コピーしたとはいえまだまだ弾けません。
しかしその中のコンセプトはコピーしながら沢山拾えたので、それをまとめてみたいと思います。

Tuck Andressさんのギタープレイの特徴的なところの一つとして、チョーキングやビブラート、スライドアップやダウンなどの基礎的なアイデアを拡大解釈して使うところにあります。
普通だったら単音でビブラートするところをダブルストップやコードで使ったり、同じ指づかいのままトライアドの形を変形させ、スライドアップして音をつないでいく所が多々見受けられます。

Europeの最初のセクションではロングスライドアップされたメロディラインに追従するようにコードが付加されます。
これは通常のソロギターのアレンジのようなコードフォームをベースにメロディラインを弾くという束縛から離れることによって、メロディに対し様々なギターテクニックが使え、歌うメロディラインを作ることができます。

またTuck Andressさんのソロギターにおけるエポックメイキングなところはグルーヴィー、そしてファンキーにソロギターを弾けるところだと思います。Europeのインテンポに変わるセクションから、またI wishなどのアレンジからもそれは見受けられるのですが、そのグルーヴ感溢れるプレイはこれまでのソロギターとは一線を画す演奏に聴こえます。

Europeに置いてのグルヴィーなセクションで特筆すべきところは、右手の使い方です。右手が親指と人差し指でのストロークをしているようにしか見えないのに、ベース、メロディライン、そして内声がしっかり分離して聴こえます。
よくよくコピーしてみるとしっかりフィンガーピッキングとストロークが使い分けられており、ストロークの部分はまるでWes Montgomeryのオクターブ奏法やコードソロのような動き方が進化したような演奏方法になっています。

今回はチャンスがあればその辺りの指の使い分けをどう意識しているのか、またソロギターのアレンジを作る時の発想の方法や構成の順番などを聞いていきたいですね!

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