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トミー・エマニュエル@コットンクラブライブ 2014/10/17 備忘録!

トミー・エマニュエルのライブを見に行ってきました!

トミー・エマニュエルはアコースティックギター1本で世界を回り、音楽を作り出すソロギタリストです。チェット・アトキンスにその才能を見いだされ、Certified Guitar Player(通称C.G.P)の称号を持ったギタリストで、アコースティックソロギタリストを目指すものならマイケル・ヘッジスと並んで必ずその名前を耳にした事のある有名なプレイヤーです。

レッスンでトミー・エマニュエルのGuitar Boogieをコピーしたいという生徒さんがいて、Youtubeの動画を見ながらコピーした事があります。Guitar Boogie、Half way Home、Close to Youはレッスンを通じてコピーして、僕も勉強させてもらいました。(その時のClose to Youが僕のウクレレのアレンジにそのまま活かされています。)

その経験を踏まえて、いつかトミー・エマニュエルを実際に見てみたい、そしてコピーした時に感じた恐らくトミーはこう考えているのだろうという推測の答え合わせがしたいと思っていましたが、今回ついに見に行く事が出来ました!

ちょっとずつライブで感じた事や考えた事を残して行こうと思います。
まずは備忘録的に。

1.左手親指の使い方。
・上から覆いかぶさって4、5、6弦をミュートする。(Pat Metheny的)
(そのためにギターが小さいのではないか?すべてのギターはもっと小さいほうが良いのかも。)
・クラシック的ではなく、ジャコ・パストリアス的なネックに対しての親指の挟み方。

2.左手小指、指の立て方。
・ほとんど指が寝ない。かっちり立っている。上手いプレイヤー(特にクラシックギター、アコースティックギターを主に使う人)は指がしっかり立っている。
・右手で弾かずに音が鳴らせる。左手の指が立っており、すべてフレットの際でしっかり鳴らせている。ハンマリングが指の頭でピンポイントで捉えられている。

3.右手のフィンガーピッキング
・3フィンガーが基礎になっている。親指が4弦まで動くことが多い。
・2フィンガーもよく使う。カントリー奏法、ギャロッピング奏法などを参考にすると良いかも。
・親指はまっすぐ、その他の指は折り畳んで最小限の動きで弾く。
・コピーするならサムピックも使うべき。

4.足でリズム
・常に足でリズムを取っている。右足、左足とカウントする足は切り替わっている。

5.ギターの持ち方。
低い位置。腰のあたりで持っているが、ギターが体にくっついているようでほとんど動かない。

6.モニター環境。
・前後に2つずつモニタースピーカーを置き、演奏している。動き回る事が多いためだろう。

7.最小限のセット
・AERのBingoに直。使っているのはチューナーとミキサーぐらい?なるべく最小限のセットにすることは動作が安定するので良いのだろう。移動も楽。

以上です。ゆっくり検証してみようっと。

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