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オブリガートを考える。

オブリガートとはメロディ(主旋律)を引き立たせるための短いフレーズで、助奏とも呼ばれています。ポップスの歌ものなどで歌と歌の間にギターなどで弾かれる短いフレーズの事ですが、これまでオブリガートに注目して練習した事が無く、なんとなくアドリブの延長線上で演奏していました。

今回レッスンで「2人組で1人がギターで弾き語りする場合、もう一人はギターで何を演奏したら良いか」との質問を受け、オブリガートを弾くのはどうか、と思い、生徒さんとともに考えていたのですが、色々試して行く中で、どんな音を使うかよりもリズミックアプローチで攻める方が聴いていて心地よい事が分かってきました。

ドラムのフィルインのリズムアプローチなんかもかなり参考になりそうです。

レッスンの中ではボーカルラインのリズムを受けて、同じリズムのシェイプを違う音で弾いてみたり、あるいはそのまま弾いたり、またそのリズムを発展させていく事でより面白くなっていく、というアプローチを試しましたが、これはそのままアドリブを練習する事に繋がっていますね。まずアドリブを演奏する時はいきなりスケールやフレーズ、理論から入るのではなく、ちょっとしたオブリガートという考え方からアドリブに入って行くのが良い道筋かもしれません。

Bruce Hornsbyのサポートの時のPat Methenyのオブリ、またHarlequinで聴けるLee Ritenourのプレイを参考に勉強しよう!

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