連日Blue Noteにスタッフとしてお邪魔させていただいています。Tuck&Pattiさんのライブ中は我々は中2階のPAルームにいるのですが、そこでは音響や照明の方々がいらっしゃいます。これまでなかなかそういった方々の仕事ぶりを見ることはできなかったのですが、今回はスタッフとして参加しているので、仕事ぶりを伺うことができました。
ライブ中の照明さんの動きは特に注意深く見させていただきましたが、出演するアーティストの音源を聴き込んでいるのか、曲調の変化のタイミングを見逃さず、それに合った照明に瞬時に切り替え、アーティストが動けばそれに合わせてスポットライトを当て、ステージングを彩ります。ファンキーな曲、スロウでメロウな曲、ジャズに特有のインプロビゼーションに照明効果がぴったりとシンクロしていきます。そのどれもが事前打ち合わせなしで行われるので、その仕事ぶりは実際にライブをしているよう。ここにも即興で音楽、そしてステージを作り出している人がいるのか、と驚かされました。
ステージングの途中、機材のトラブルがあり突然ある照明が動かなくなるという予定外のできごとにも、慌てず冷静に対処してその他の機材を使いステージを円滑に回す様はプロフェッショナルの魂を感じました。その他にもいろいろなプロフェッショナルの方々、ブッキングマネージャー、フロアスタッフ、バーテンダー、様々なプロが本気を出して仕事をする、その情熱があのステージ、そして感動体験を作っているのですね。
是非プロッフェショナルの仕事を見にブルーノートへお越しください!