The Beatles"In My Life"をアナライズ!

BeatlesのIn My Lifeのコード進行でレーベルメイト達と遊んでいたのですが、やはりBeatlesはすごいですね。
本人達が意識的にやっていたか、いないかはさておいて、さび部分では基礎となるモードが次々と変わっていくコード進行になっています。

まずは 0:45からのサビに注目して聴いてみてください。 In My Lifeのサビのコード進行は下記の通りです。

 F#m/D/G(7)/A
 F#m/B(7)/Dm/A

 これをアナライズすると

 VIm/IV/♭VII(7)/I
VIm/II(7)/IVm/I

となっています。

 最初のコードはパラレルマイナーであるVImから始まり、マイナーの雰囲気をつくります。そこからサブドミナントのIVに進行後、サブドミナントマイナーの♭VII(7)でモードがメジャー(アイオニアン)からマイナー(エオリアン)に代わり、すぐにメジャーに戻ります。ここまではBeatlesがよく使うサブドミナントマイナーです。 

後半の4つのコードはさらに面白く、パラレルマイナーのVImからリディアンモードからのコードII(7)、そしてサブドミナントマイナーのVIm、そしてIメジャーに戻ります。 この短い進行の中でパラレルマイナー、リディアン、エオリアン、そしてメジャーとそれぞれ異なる平行長と3つのモードチェンジが行われています。 

あの時代にこんな普通じゃないコード進行を若いロックバンドの4人組がやっていたというのは凄いですね。ポップスのコード進行は面白い!

 In My Lifeはいろいろなアーティストにもカヴァーされていますが、今回は僕のお気に入りの2本を紹介します。



 Tuck&Patti ギター1本でソロ部分が忠実に再現されています。ハーモニーもギターの伴奏というよりはヴォーカルと対比された別のメロディといった感じで、その二つが絡み合って複雑で美しい音楽になっています。



 New York Voices 4人のアカペラで歌われるIn My Life。ギタリストが感じているコードライクには考えない、こういったアレンジングには憧れます。Voicingの勉強しよう!

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