最近、ジャズスタンダードのメロディの練習に凝っています。
歌物ではなく器楽曲で、音数の多いものを選んで、
綺麗に弾ける運指を作る作業なのですが、
一度決めた運指を崩さないことによって、
音色に気を使えるようになります。
それからビブラートやスライドアップなどの
テクニックを考えていくのですが、
これはすごくクラシック的なアプローチですね。
今はチャーリー・パーカーのConfirmationを
題材にしています。
Confirmationは早いパッセージでメロディが流れるので、
速く弾く練習になります。
なおかつ原曲はパーカーがサックスでしっかり歌わせているので
ギターでアーティキュレーションをしっかりつける必要があります。
これはものすごく練習になります。
メロディをしっかり弾く、
ということをあまりしてこなかったな、
と今更ながら気付きました。
ジャズ好きな人はどうしてもアドリブ先行になりやすいですが、
はじめは短いメロディの曲を覚えて、
すべての音を100パーセント意識して弾けるようにするのが、
一番の上達の近道な気がします。