Acousphere Live at Motion Blue 8.1.2011


昨日はMotion Blue YOKOHAMAでAcousphereさんのライブでした。僕はサウンドチェック等も見学する事が出来たので是非その様子をレポートしたいと思います。




ライブは19:00スタートですが、機材の搬入等もあり15:00頃にMotion Blueに到着。早速ステージに機材を積み、サウンドチェックを始めます。Acousphereさんのサウンドチェックは独特で、通常であればそのライブハウスのエンジニアさんと相談しながら音作りをするのですが、一つ一つのスピーカーをチェックしながら音量を決め、ギターの各フレットを単音で弾きながら各周波数帯をカットしていきます。つまりイコライジングを自分たちでしている訳です。

これはAcousphereさんの師匠でもあるTuck&Pattiさんのサウンドチェックを学び、それを自分たちにも実践しているそうです。僕もTuck&Pattiさんのサウンドチェックを見させていただいた事があるんですが、まさに同じようにEQしていました。

初めてサウンドチェックを見たときはそのEQの意味がわからず、何でこんな事をするのか、全部まかせてしまえばいいのじゃないか、と思ったのですが、やはり一つ一つの効果は小さくともそれが重なっていき、最終的にサウンドチェッックが終わったときには音の良さが雲泥の差としてでてしまいます。神々は細部に宿る、と言いますがまさにそれを実感できました。

エンジニアがEQする、というのではなく、演奏者がEQをするのはこれからの時代必然になってくるような気がします。そのためにも自分が求める音、というのを明確に持ち、それに近づけるためにどう機材を扱えば良いのか、を学ばなければいけないですね。

サウンドチェックも終わり、いよいよライブが始まりました。ライブはファーストの最初からテンション高く、One Night Stand、I Want You Back、AI NO COLIDAとアップテンポな曲が続きます。ギターインプロヴァイザーとして縦横無尽に弾く一面を楽しめました。そして一転しっとりとしたスローなボサノヴァアレンジのYour Song。会場がアップテンポで緊張していた体が弛緩していくのが目に見えます。


そして今回はスペシャルゲストとしてAcousphere Recoardsの先輩Tats Yaさんがゲスト出演!最新シングルのHuman Natureをギタートリオのスタイルで弾いてくれました。やはりグルーブがTats YaさんでAcousphereとは全く違う雰囲気になり楽しめました。セカンドでは急遽Isn't She Lovelyをセッションしたのですが、それも素晴らしかったですね。(左の写真はサウンドチェック時です。)

スペシャルゲストが終わると、怒濤のソロギターコーナーに。まずは清水さんのAll The Things You Are!ジャズスタンダードですが、幼少の頃チェロをやっていた事もあるのか、かなりクラシックをイメージしたアレンジになっており、こういった雰囲気のAll The Things You Areはオンリーワンだと思います。

そして奥沢さんのEurope。Tuck Andressアレンジのゆったりとしたルバートからの怒濤のインテンポ、そして情熱的なタッピング。この恐ろしい難曲を弾きこなすのは、おそらく世界にTuck Andress本人との2人だけだと思います。

そして最後にはオリジナルのモータウンのリズムのGo Go Girl。ポップでポジティブな楽曲!Jazzファンを唸らすソロに、体が自然と動くファンキーな曲、ポップなファンが喜ぶ楽曲、この触れ幅がAcousphereなんだな。やはり12年間楽曲を作り続けてきた結果が如実に現れますね。

そしてこのエンターテイメントを生み出すためには音作りだけでなく、Motion Blueの環境、ミュージシャンへの厚いおもてなし、そしてお客さんへのサービスがあってこそ、でした。やっぱりこういう箱で演奏しないとダメだ!と思わせられた一晩でした。


こちらは2009年のMotion Blueでの映像です。

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