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音楽を人と合わせる。メトロノームは難しい。

今日のギターレッスンではメトロノームを使いながら16ビートのストロークをする、という事を試してみた。こちらの生徒さんはストロークに苦手意識を持っているので、どうにかその苦手意識を無くすため手を替え品を替えやっているがなかなか上手く行かない。メトロノームを鳴らしながら僕もいっしょにギターを演奏するとリズムは合うのだが、僕が演奏を辞めるととたんに崩れてしまう。

どうもメトロノームではうまく行かないので、僕がベースに持ち替えてセッションしながら何度も合わせていると、これまでの事が嘘のようにみるみるうちに良くなって行った。

これは考えて見れば当たり前の事で、相手がメトロノームの時はこちらに合わせてくれない。自分で合わせに行く他ないが、人対人の場合はお互いがお互いに歩み合うから自ずとリズムが合ってくる。

やはり初めにリズムトレーニングをするのは人同士でやるのが良いようだ。出来ればパーカッションやドラム、ベースなどの自分と違う楽器の人とやるのが良い。そうすればラインや音域が被らないのでしっかり相手の音を聴きながら演奏できるからだ。メトロノームと練習するのはそれが出来るようになってからで十分かもしれない。

レッスンでもベースを取り入れてセッションする時間を増やしていこう!

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