2014/05/30

Acousphere liveを終えて。

どんなに内容的に良いプレイをしても、土台となる音が悪ければ何も意味はありません。先日のAcousphere Live@Motion Blueでは演奏のスキルの高さもさることながら、圧倒的な音の良さの説得力に気づかされました。

昔は大きなラックにコンプなどの機材を積んだシステムが主流でしたが、今は小さなMacの中にEQ、リバーブ、コンプレッサー、モニター用のチャンネルなどが全て入っています。その中でも僕が自分のライブにおいて特に必要性を感じているものはモニターです。

Acousphereさんはインイヤーモニターを使って自分たちの音をモニタリングしているのですが、解像度の高い音で帰ってくるため繊細な指使いで演奏することができます。

通常ライブではコロガシといってモニタースピーカーを足元に置いて、その音の返しを聞きながら演奏します。しかし場所によって、そしてその日のスピーカーの種類によって全然音が違ってしまいます。いつも聞いている音と違うのに正確にモニタリングして演奏に反映させるというのはできることではありません。

生音でギターを弾いているとわかるのですが、音量が欲しいためついガシガシと力まかせに弾いてしまいがちですが、ライブの環境だとそれはオーバーパワーで良い音がしません。

しかしインイヤーモニターを使えば常に自分が聞いている環境をライブハウスに持ち込むことができるので、楽器を正しく扱い、良い音で鳴らすためには正しいモニター環境が必須なんですね。

現在の音楽家は演奏面だけでなく、機材、システムの運用方法など多岐に渡りプロフェッショナルでないといけないので大変ですが、その分自分のスキルの上がっていく面白い仕事です。学ぶべきことは年を取るほど増えて行きますね。

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