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シングルノートで歌おう2

歌う楽器という点において、トランペットやサックスは息で楽器をコントロールして、ブレスの必要性もあるので、一聴したときに大分歌に近い印象を持つと思います。インストなどでメロディを担当する事が多いのもそういった理由でしょうか。
のべつまくなしに弾けるギターやピアノなどのブレスが必要ない楽器は、技術を高める程にテクニカルになり、歌から離れて行くように思います。
しかしBBKingやアルバートキングなどのブルースギターやロック、サンタナなどのプレイを聞くと、少ない音数やビブラートやチョーキングのかかり方により、歌以上に歌って聴こえます。エレキギターですとサステインの長さはボーカル以上に得ることができるので、そういったロングトーンのプレイが可能になります。バイオリンがメロディを歌わせて弾けるのも、そういった所にあるのかもしれません。
最近はウクレレレッスンの生徒さんとともに、これまでにやってこなかったウクレレで歌うプレイに挑戦しています。ウクレレはサステインの短い楽器ですが、チョーキングビブラートやチョーキングのあらゆる使い方、ロングスライドアップなどのテクニックを使って、やり過ぎるくらいに装飾過多にしてメロディを歌わせています。息を使う楽器ではない分、やり過ぎぐらいが丁度よいみたいですね!

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